1.主な「転職エージェント」サイトに全て登録しましょう!
NET時代です。ハローワークや担当者から電話がかかってくるような人材紹介会社だけで無く、「転職エージェント」の活用がチャンスの幅を拡げます!「転職エージェント」とは人材紹介会社の事で、厚生労働大臣から認可を受けた正式名は「有料職業紹介事業所」です。採用する側(企業)と求職者の橋渡しを業務にしてる会社です。以前までは、「人材紹介会社」が一般的名称でしたが、近年では「転職エージェント」と呼ばれています。転職エージェント、直訳すれば「転職の代理人」ですが、まさに転職の代理人として、採用側と求職者側の間に立って、NETを通じ効率的で円滑なサポートが主な役割です。ここ数年、人気が高い求人情報がNETの「転職エージェント」に集まるようになりました。更に、大手の求人サイトがグループとして情報の一元化を図るようになりましたので、もはやし転職活動はNETでないと意味が無いと申し上げておきます。
indeed等は、他社や行政も含め、NET上にある求人情報をキーワードで拾い上げ全ての情報を流しています。しかし、私はこのindeedはお勧めしません。例えば、「事務の管理職」を条件に検索したとします。すると、「ヘルパー職には管理職の事務長が詳しく指導いたします‥」等の文章が入っているとヘルパー求人も拾い上げて来て紹介されて来るのです。つまり、NETの欠点でもあるのですが、TVでも良く宣伝しているので見ている人は多いと思いますが、範囲が広すぎて、焦点がぼけるのと量が多過ぎて時間がかかり過ぎます。色んなサイトをご覧になられて慣れて来ると絞り込めると思いますが、登録情報や検索実績などに基づいて、まずサイト側で候補を絞り込んでくれるサイトが優良なサイトであり、今後この傾向が強まって行くと思われます。つまり、NET時代により、求人や転職という雇用と採用のビジネスが、人からNETへ移り、更に複合化一元化が進んで来ましたが、これからは、NETの合理性効率化と人(サイトの担当者)のリアルな眼線が、転職したい人を分析する要素が加わってきたとみております。
ここに、最新の転職エージェントサイトを掲載致しますので、皆様の、特にシニア転職のお役に立てれば幸いです。画像をクリックしますと、その転職サイトへリンクします。色んなサイトをご覧になってサイト選ぶよりも、全てのサイトにまずは「登録」して下さい。この作業が大切です。そうすれば、毎日飽きる程の紹介求人がメールで届けられて来ます。その中からご自分に合ったものを選ぶというのが、昔だったら電話してアポを取って歩き回って会社を尋ねるという、転職活動になります。
2.登録サイトからメールで届く「求人情報の選び方」について!
1.年齢条件が、本当にシニア(約60歳以上)も含む様な内容になっているかどうか?法的に年齢や性別制限をしてはいけない事になっていますが、「わが社は若い人が活躍しています…」とか「平均年齢30代のベンチャーです…」とか、あるいは明解に「40歳までの方!」等と書かれている者は除外しましょう!
2.仕事の内容が、ご自身でも出来る内容かどうかは差ほどご心配されることは無いと思いますが、肉体労働かどうか、業務活動が体力を要するものかどうかは、体調と比較しながら見極める必要があると思います。
3.給与は多くは望まない方が良いです。ただ、交通費は全額保証される会社や、交通費の金額上限が決まっていれば、通勤に要する距離的なことも考慮すべきです。交通費はバカに出来ません。凄く負担になります。最近多い人材派遣会社が斡旋するアルバイトには、「交通費含む」や交通費の項目が無いのがありますので、そういうのは除外しましょう。ただ通勤時間は長くても「健康に良い」と我慢すべきと思います(いい案件であれば)。
4.最初にサイトに登録する際の事ですが、履歴や職務経歴についても詳細に登録しましょう(サイトを開けば自動的に指示されて行きます)。個人情報ですから漏洩されることはありません。詳しく記載しておいた方が、面接の機会を得られた時の受かる確率が高いと思います。面接に行くだけ時間の無駄だった‥という嫌な気分にならないようにするためにも、個人情報は詳細な方がベターです。
5.申し上げておきますが、シニアは殆どがサイト登録の書類選考で落ちてしまいます。「シニア歓迎」「60代積極採用」「年齢経験関係無し」などと書かれてあっても、ネットで申し込み後、即座に、「申し訳ございませんが…」とNETによる書類選考段階での不合格通知メールが返って来ます。恐らく履歴などに目を通してもいないのだと思います。年齢制限フィルターで自動的に返信が不可能な不合格通知メールが発信されるようになっているのだと思います。ですから、「根気(数)」と「チャレンジ精神(諦めない)」が大切です。
シニア転職の現状は、行政府が唱える「労働力不足時代のシニア活力の積極採用!」政策には程遠く、極めて厳しい現状にあります。でも、NETで活動出来る時代ですから、会社周りはせずとも椅子に座ってパソコン相手に「数打ちゃ当たる!」で、根気よく求人検索に取組みましょう!全ての高齢者の方々に、自分に合ったセカンドライフの為の就労チャンスがある事を、心から願っています!ただし、チャレンジ精神は必要ですが、無理せず、健康と相談しながら進めて頂きます様お願いします。